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災害時の情報収集の備え
災害発生時、命を守るために必要な行動を迅速かつ的確に行うためには、正しい情報収集が不可欠です。しかし、災害時は電気や通信が途絶え、情報源が限られる状況となりえます。そこで今回は、災害時に役立つ情報収集の備えについてご紹介します。
日頃から、災害時に利用できる情報収集手段を複数用意しておきましょう。主な手段としては、以下が挙げられます。
・バッテリー式のラジオ:停電時でも情報を入手できます。また、モバイル通信やWi-Fiが利用できない場合も情報収集することができます。
・スマートフォン/携帯電話:アプリで自治体や気象庁からの情報をプッシュ通知で受け取ることができます。またモバイルバッテリーを用意しておくと、長時間の情報収集が可能になります。
・ポータブルテレビ:災害時だけでなく、普段使いもできるポータブルテレビも備えておくと便利でしょう。
・防災行政無線:地域によっては、防災行政無線で情報発信しているところがあり、防災無線受信機を使って災害情報を入手できます。防災行政無線対応ラジオ等の個別受信機で受信できます。
・インターネット環境(Wi-Fi):ノートパソコンやタブレット、スマートフォンがあれば、災害に関するウェブサイトやSNSの情報にアクセスできます。災害時には、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリアが垣根をこえて無料開放する、公衆無線LANサービス「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」があります。登録作業などの手間なく、誰でもすぐに利用可能ですので、いざというときのために覚えておきましょう。
1.情報収集手段の確保
2.情報源の確認
災害発生時は、様々な情報が飛び交います。その中には、誤った情報や古い情報も含まれている可能性があります。情報を鵜呑みにせず、複数の情報源から照らし合わせて確認することが重要です。
3.情報の共有
家族や友人、地域の人々と情報を共有することで、より多くの情報を得ることができます。また、助けが必要な人への支援にもつながります。
4.情報収集の練習
実際に災害が発生した状況を想定して、情報収集の練習をしておくことが重要です。家族や友人と防災訓練を行う際に、情報収集の時間を設けてみましょう。
5.自治体の情報発信体制の把握
多くの自治体では、災害発生時に住民向けの情報発信を行っています。ホームページやSNS、防災行政無線などを活用した情報提供が行われています。事前に、居住している自治体の情報収集体制を把握し、いざというときにすぐに情報にアクセスできるようにしておきましょう。